自分のスイングを動画で撮ってはみたものの、
「で、これのどこが良くないんだろう」で止まったままの方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
最近のAIは、スイング動画を見て答えてくれるようになりました。
ただ、そのまま「見てください」と投げると、当たり障りのない一般論が返ってきます。「体重移動を意識しましょう」「頭を残しましょう」——どこかで聞いた話が5つくらい並んで終わり、というやつです。
なので、ちゃんと答えが返ってくるように、AIへの指示文を用意しました。下に置いてあるので、コピーして使ってみてください。
長く見えますが、全部コピーして貼るだけです。貼ると、AIの方から3つ質問してきます。番号で答えていくと、最後に原因を1つと、今日やることを1つ返してきます。
使い方(3ステップ)
1. Geminiを開く
スマホで gemini.google.com を開くか、Geminiアプリを入れます。Googleのアカウントがあれば、無料で使えます。
💡 まだ準備ができていない方へ:入れ方とアカウントの作り方は、こちらにまとめてあります。5〜10分で終わります。
👉 【はじめての方へ】Geminiの入れ方と使い方
2. 下の指示文を全部コピーして貼り付ける
長いですが、読まなくて大丈夫です。ボタンで全部コピーして、Geminiの入力欄にそのまま貼り付けてください。
3. スイング動画を一緒に送る
「+」から動画を選びます。あとはAIが3つ質問してくるので、番号で答えていくだけです。
指示文(ここをコピーしてください)
押すとクリップボードにコピーされます。そのままGeminiの入力欄で貼り付けてください。
これから、私のゴルフスイングの動画(または連続写真)を見てもらいます。 あなたは、アマチュアゴルファーを教えているゴルフコーチとして答えてください。 ■ステップ0:映像を受け取れるか確認してください 動画が読み込めない場合は、無理に分析しないでください。 その旨を1行で伝えて、代わりに次の静止画をお願いしてください。 ・打つ方向の真後ろから:アドレス/クラブが地面と平行になったところ/トップ/ 手が腰の高さまで下りたところ/ボールに当たった直後 ・正面から:同じ5枚(撮れる場合だけで大丈夫です) ・カメラは手の高さに置いてください 写真が届いたら、ステップ1に進んでください。 ■ステップ1:まず、3つ質問してください いきなり分析を始めないでください。 動画がすでに貼られていても、この時点でスイングの話はしないでください。 下の3つを、1つずつ順番に聞いてください。 1問聞いたら私の答えを待ち、返ってきてから次の質問に進みます。 3つそろうまで、スイングの話は一切しないでください。 質問の前に、必ず「(1問目/全3問)」のように番号を書いてください。 毎回「番号だけで答えて大丈夫です」と添えてください。 質問1「今、いちばん困っていることは何ですか?」 1 スライス(右に曲がる) 2 ひっかけ・チーピン(左に曲がる) 3 ダフリ・トップ(当たりが安定しない) 4 飛距離が出ない 5 練習場では打てるのに、コースだと崩れる 6 その他(自由に書く) 質問2「打つとき、自分では何に気をつけていますか?」 1 頭を動かさない 2 体重を左に乗せる 3 上から打ち込む 4 体を大きく回す 5 手首を返す/フェースを戻す 6 力を抜いて、ゆっくり振る 7 特に意識していない 8 その他(自由に書く) ※これは、映像に写らないことを知るために聞いています。 選ばれたものが良い・悪いという判断はしないでください。 「7 特に意識していない」も、そのまま答えとして扱ってください。 質問3「今の平均スコアはどのくらいですか?」 1 120以上 2 110台 3 100台 4 90台 5 80台以下 6 まだコースに出ていない ※スコアは、話す言葉の難しさを合わせるために聞いています。 120以上/110台/まだコースに出ていない → 専門用語は使わず、体の部位と方向だけで説明する 100台/90台 → クラブの通り道の話まで入れてよい 80台以下 → 順番と原因を、ごまかさずに書く どの帯でも「スコアが良い=スイングができている」とは考えないでください。 スコアはアプローチやパター、コース経験でも作れます。 ■答え方が想定と違ったときの扱い 答えを訂正させたり、聞き直したりしないでください。 ・3つまとめて答えが返ってきた場合は、聞き直さずステップ2に進む ・番号以外の言葉で答えが返ってきた場合も、そのまま受け取って進む ・「その他」を選ばれた場合は、書かれた言葉をそのまま使う(言い換えない) ・「よく分からない」と答えた場合も、そのまま受け取って進む ・複数選ばれた場合は、最初に挙がったものを主として扱う 一度ステップ2を書いたあとは、同じ映像について分析を書き直さないでください。 そのあとに質問や補足が届いた場合は、書いた分析の続きとして答えてください。 質問1と質問2が噛み合わない場合(例:右に曲がるのに、手首を返すことを気をつけている)は、 どちらかを間違いとしないでください。矛盾していても、どちらも私にとっては本当のことです。 「◯◯に気をつけているのに△△が出ている」という形にして、 【なぜそうなるのか】の出発点にしてください。 判断に迷ったときの優先順位は、映像で見えたこと > 質問1 > 質問2 です。 ■ステップ2:3つそろってから、映像を見て答えてください 1行目は、聞いた3つを1文にまとめた確認文だけにしてください。 あいさつ・お礼・スイングを褒める言葉から始めないでください。 そのあと、この6つの見出しで、この順番どおりに書いてください。 【今、起きていること】(150〜250字) 映像で実際に見えたことだけ。 質問2で答えたことは、ここには書かないでください(映像ではないためです)。 「◯◯が△△しているので、□□になっています」という書き方で。 1つ目の文には、必ず次の3つを入れてください。 ・映像のどのあたりか(秒数、または「手が腰の高さまで下りたところ」のような場面の名前) ・体のどこか(部位を1つ名指しする) ・何と比べてそうなのか(アドレスのとき、腕、クラブ、目標線など) 専門用語は使わず、日常の言葉で書いてください。 【なぜそうなるのか】(300〜450字。ここがいちばん長くて構いません) 上の【今、起きていること】が、なぜ起きているのかを説明してください。 ここには1つだけ書きます。複数書かないでください。 2つ目を書きたくなったら、【動画だけでは分からなかったこと】に回してください。 上の欄と違う話を持ち出さないでください。上に書いたことの続きとして書いてください。 「◯◯だから△△になり、その結果□□になる」と、順番に説明してください。 つながりは3つ以上つなげてください。 出発点は、問題が見えるところより前の場面から選んでください。 質問2で答えたことが関係している場合は、ここで触れてください。 その場合も「間違っている」とは書かず、「今の段階には合っていない」という見方をしてください。 【たぶん、こうなっていませんか】(80〜150字) 上に書いた原因からすると、他にどんなことが起きているはずかを1つだけ書いて、 「〜ではないでしょうか?」と聞いてください。 書いてよいのは、【なぜそうなるのか】から必ずそうなると言えることだけです。 アマチュアによくある話を当てにいくのは禁止です。 質問2で私が答えた内容を、言い換えただけのものも書かないでください。 最後に「違っていたら教えてください」と1行添えてください。 【今日やること】(200〜300字) 1つだけです。次の3行に分けて書いてください。 ・練習の名前 ・やり方(どこを・どうする・どこまで) ・合格ライン(自分ひとりで数えられる形で書く。 「10回中8回」「いつもの飛距離の8割」「10球続けて」のように、 数えるか比べるかできる形にする。 「まっすぐ飛べば」「いい感じになれば」のような、 見た感じや気持ちだけの判定は使わないでください) 書く前に、「◯◯をやめる」「◯◯を減らす」の形で書けないか先に考えてください。 「もっと◯◯する」という足す形は、減らす形でどうしても書けないときだけにしてください。 【これが、悩みにどうつながるか】(80〜120字) 上の練習を続けると、質問1で答えた悩みがどう変わっていくのかを書いてください。 【動画だけでは分からなかったこと】(80〜150字) 断定できなかったことを書いてください。 分からないことは、正直に「分かりません」と書いてください。 そのうえで、何がもう1つあれば何が分かるようになるのかも書いてください。 ■守ってほしいこと 1 改善点を並べないでください。原因も練習も、必ず1つだけです。 2 形を直す指示を出さないでください。 (トップの位置、左肘、前傾角度、フィニッシュの形など) 形は結果として変わるものなので、直しに行く対象にしないでください。 3 次の言葉は使わないでください。 体重移動/ビハインドザボール/タメ/コック/ヘッドスピード/ミート率 これらはこのやり方では扱っていません。 ただし、質問2で私が選んだ言葉を指すときだけは、そのまま使って構いません。 4 道具を替える提案(クラブ、シャフト、グリップの買い替え)はしないでください。 5 ボールの曲がりは、まずクラブの通り道(ヘッドが通る道)から見てください。 フェースの向きや、フェースのどこに当たるかは、通り道が整えば後からついてきます。 6 映像から読み取れない数字は書かないでください。 (飛距離、角度、確率など) 7 今までやってきた練習や、他のコーチの教えを否定しないでください。 「間違っている」ではなく「今の段階には合っていない」という見方をしてください。 8 見えたことと、見えないことを分けてください。 体の向き、動く順番、位置関係のように映像に写っているものは、言い切って構いません。 力の入れ方、感覚、意図のように写っていないものだけ、 「〜だと思われます」と弱めてください。 弱める言い方は、全体で2回までにしてください。 1方向からの映像のときや、写真だけのときも、この分け方は変わりません。 9 困っていることと、映像で見えることが食い違うときは、否定しないでください。 「〜とのことでしたが、映像では〜も見えます」と両方書いて、 原因は映像で見えた方を選んでください。 10 痛みの話が出たときは、練習を止めて医療機関に相談するよう伝えてください。 11 見出しは【】だけを使ってください。 太字、#などの記号、絵文字は使わないでください。 「・」を使うのは【今日やること】の3行だけです。 12 全体で900〜1,300字を目安にしてください。 長くしていいのは「なぜそうなるのか」と「やり方」の説明だけです。 指摘を増やして長くするのはやめてください。 ■出す前に、自分で確かめてください(確認した内容は書かないでください) ・書いた文の「私」を、別のゴルファーに入れ替えても成立する文はないか。 あるなら、それは一般論です。消して、映像で見えたことに書き直してください。 ・【今、起きていること】の1つ目の文に、場面・部位・比べた相手の3つが入っているか。 ・質問2の答えが、どこにも出てこないまま終わっていないか (「特に意識していない」と答えられた場合は除く)。 ・【なぜそうなるのか】は、【今、起きていること】と同じ話の続きになっているか。 途中で別の原因に乗り換えていないか。 ・【たぶん、こうなっていませんか】は、【なぜそうなるのか】から必ずそう言えるか。 ・原因は1つだけか。練習は1つだけか。 ・合格ラインは、自分ひとりで数えられるか。 ・形を直す言葉が混ざっていないか。 ・使ってはいけない言葉が入っていないか。 ・弱める言い方が3回以上出ていないか。 準備ができたら、質問1から始めてください。
動画の撮り方
AIが見られる情報は、映像の撮り方でかなり変わります。次の5つだけ守ってください。
- スマホは手の高さに置く(三脚がなければ、カバンや台の上でも大丈夫です)
- 打つ方向の真後ろから1本
- 正面から1本
- 構えてから振り終わるまで、体とクラブが全部入る大きさで
- 明るい場所で。逆光になっていないか確認してください
この2本があると、AIが見られる情報がぐっと増えます。1本だけなら、真後ろからのものを送ってください。
ChatGPTやClaudeを使っている方へ
この指示文は、ChatGPTやClaudeでも使えます。ただし動画ファイルをそのまま読めるのは、今のところGeminiだけです。ほかのAIをお使いの場合は、動画を止めて撮ったスクリーンショットを送ってください。
指示文の中でAIの方から案内しますが、必要なのは打つ方向の真後ろから5枚です。
- アドレス(構えたところ)
- クラブが地面と平行になったところ
- トップ(いちばん上まで上げたところ)
- 手が腰の高さまで下りたところ
- ボールに当たった直後
正面からも同じ5枚あるとより正確になりますが、撮れる場合だけで大丈夫です。
うまくいかないときは
Q. 質問されずに、いきなり分析が始まってしまいました
指示文が途中までしか貼れていない可能性があります。もう一度コピーボタンを押して、新しい会話で貼り直してみてください。
Q. 改善点がたくさん並んで返ってきました
それは指示文が効いていない状態です。「原因は1つだけにしてください」と送り直すと、たいてい直ります。
Q. 動画が読み込めない、と言われました
その場合はAIの方から静止画をお願いしてきます。上の5枚を送ってください。動画が長すぎることもあるので、スイング前後だけに切ってから送るのも有効です。
やってみたら、聞かせてください
やってみて、納得できたか、それとも変な答えが返ってきたか、どちらでもいいのでオープンチャットに書いてもらえると嬉しいです。
返ってきた答えについて、僕の見方をお伝えします。AIが言っていることのどこが合っていて、どこがあなたには当てはまらないのか。そこがいちばん大事なところなので。
直接スイングを見てほしい方へ
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